「自分と未来は変えられるもの。他人と過去は変えられないもの。」
どこかの本で読んだ記憶があります。
ずっと持っている心の悩み
私にはいまだに解決できていない一つの悩みがあります。
それは母から掛かってくるビデオ通話。いや、お母さんとの接し方に困っているかもしれないです。
生んでくれ、今まで大事に育ててくれた自分の母なのに、なんでいつも気まずくなるだろう?
母に再婚相手ができた今は頻度が低くなったのですが、ちょっと前まではほぼ毎日。
たいした事を話している訳ではないが、妙に気分が晴れない。元気がなくなる。なんだかモヤモヤする。偉そうなはなしばなし。恨みを感じたでき事。娘に対する過干渉、過保護言葉。
分かるよ。人は良い思い出がたくさんあっても、寂しかったことに目を向きやすいこと。他人の裏では褒め言葉より悪口に興味津々ということ。
数回で終わる話だったら勘弁できるけど、なかなか終わりません。
母の話に対立的な意見を出すと、機嫌が悪そうに電話を切ってしまう。「そうだね!」と共感する雰囲気に流れると次々に同じ事を何回も何回も話してくれます。
母との関係を壊したくないからいつも相づちをうつしかありません。でも、ネガティブな話を聞いていると結構苦しい。
その中でも、母が一番怒りを感じて繰り返して言っている事は恩返しができない従兄弟の事。
貧しい生活を送っていた従兄弟を大変な思いをしながら助けてあげてきたらしいです。
でも、豊かな暮らしができる今になって、従兄弟は何もなかったような顔をしているから気が済まないらしい。
怒りがどんどんエスカレーターして、眉間のシワを寄せる母には何も言えませんでした。
実はこう思ってる!
確かに母は寂しい思いをしたかもしれません。
娘に悔しいことを言いながら、満足感を感じたら別の話です。
でも、繰り返しネガティブな発言をした所で変わる事はあるかな?
変わることが何もなかったら考えをやり直すしかありません。
原因自分論で!
相手は悪意を持ってないかもしれないけど、自分が勝手に誤解している可能性だってあり得ます。
仮に、勝手な思いが事実だとしても、そのまま受け入れてはどうかな?
人々生きていくのに大差がないと思います。
相手の未熟な行為に対し同じような態度を取ったら結局一緒ではないかな。
人が困った時助けてあげることは素晴らしいけど、かえて見返りを求めていたらしょぼい。
すべては自分の考え次第。
水半分のマグカップを見て半分しか残ってないと言う人がいる反面、半分も残っていてラッキーと思う人もいます。
変えるのは自分しかない。コントロールできるのも自分しかない。
だから、他人のせいにするより静かに蓋をしてしまっておくのが賢明。
悪口、恨みを晴らしたところで気が楽になりません。
相手も自分が思う通りに変えられません。過去の事に悲しんでも変化は起こりません。
ネガティブのことを言えば言うほど苦しくなるのは自分。
この瞬間、ここに目を向けて自分の生き方だけに集中すること。
自分の人生は自分の手で創り上げていくものなので、これ以上時間浪費、感情浪費をしてはいけません。
心に花を植えるか涙と嘆きで悲しむかは自分次第。
こどもに望むこと
将来、娘達が大人になって有名人になったり、お金持ちになるのはうれしいこと。
でも、それより感情に振り回されない人、感情を節制、コントロールできる大人になってほしい気持ちで一杯です。
なぜなら、その方がもっと難しいし、立派だと思うから。
大人だって誰でもできる訳ではないから。
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