つい忘れてしまいます。
地震大国に住んでいることを。。。
「地面が揺れるなんてありえないこと。」
日本に来る前までにはそう思っていました。
夜中に起きた地震から思い出したこと。
始めて地震を体験したのは語学学校に通っていた頃でした。当時はアルバイトにすごく力を入れている時期だったので、体力的にきつかったです。地震発生のその日も、これが地震という事に全く気づかず、疲れているからめまいがするのだと思いました。ルームメイトが教えてくれて始めて気づき、皮膚で感じた恐怖感は今でも忘れませんでした。その後も今に至るまで何十回の地震経験があります。なに事も始めが怖くて、新鮮だけ!上々に地面の揺れに慣れてきました。
親はいつも娘の事を心配していました。大事な娘が災害で想定されない怪我をするかと。。。その度々に私は「生き残れる人はどこに行っても生き残れるよ。」と安心させるしかありませんでした。揺れがあっても住んている家が倒れたり、命に危険を感じた記憶がなかったからそう言ったかもしれません。いや、体もメンタルも地震に慣れたかもしれません。
なんとなく平気だった日々が娘の誕生と共にガラッと変わるようになったのです。地震が怖くなりました!少しの揺れでも全身が震える。落ち着かない。余計な最悪のパダンまで想像してしまう。。。独身の時、そして新婚の頃には感じた事ない強い恐怖感をいつも感じています。守らないといけない子供がいるからでしょうか?昨日夜も地震を感じた瞬間反射的に寝ている子供を抱っこして安全な所に移動させました。
いつ起こるかわからないから、起きてから災害になるまでの時間が本当に短いからもっと怖いです。
家庭でやるべき安全対策
地震が起きた時はできるだけ冷静な判断で行動すべきだと言われるが、何も知識がなかったら自分の身すら守る事ができません。今までなんとなくは知っていたつもりですが、家にはまだ防災リュックすら用意していません。なので、今回をきっかけに地震対策を行って見たいと思います。
・高い所に危険なものを置かない。
重い電子レンジとかテレビなどが当てはまります。
後、割れやすいものにも要注意!ガラス類とか天井にぶら下げている電球は危ないです。
揺れても落ちにくい、天井にくっついて装置できるものがおすすめです。
時には凶器なるのが割れ物です。
・大型家具の位置を確認する。
できれば家の中に大きな家具を置かなければベストです。
大きな家具は壁に固定できればいいですが、賃貸物件は壁に穴を開けれません。
それなら、背が高いものを持たない方が安全になります。
・空っぽのスペースを確保する。
地震は寝ている間でも起きたりするので、もし大きな家具が倒れたりすると大変なことになります。
やむを得ず置く場合は倒れてもダメージが少ないものを選ぶべきです。
小さい子供がいる家庭は空っぽの部屋を一つ用意してそこで寝るのに越した事がありません。
何も置かない部屋は安全なスペースの役割にもなって、家中の一時避難場所にもなります。
・防災リュックを準備しておく。
これもあれもと言って持ちすぎると避難に妨げる可能性がありますので、必要最低限なものだけにしましょう。持ち出せる範囲でリスト化してみてから見直すのもいいと思います。
- おむつ、おしりふき
- 小銭、通帳のコピ、健康保険証コピ、印鑑
- 水500ml、ビスケット、飴
- 携帯ラジオ、懐中電灯(予備電池)、充電器(バッテリ)
- ペン、メモ帳、防災マップ
- ヘルメット、笛、多目的ナイフ、メガネ、ブルーシート
- トイレットペーパー、ティッシュ、ウエットティッシュ、生理用品、携帯トイレ
- ビニール手袋、レジ袋、雨具、カイロ、軍手、ラップ
- タオル、靴下、上着
- 薬(傷薬、絆創膏、消毒シート、包帯、風邪薬)、マスク
・避難場所を確認すること。
住んでいる地域の防災マップがあると思いますので、それを参考にしながら家族の避難場所を決めておきましょう。
まとめ:
いざという時に落ち着いて行動するために、日頃から家の中の安全対策を見直しましょう。
そして、災害時を常に想定しておいて、シミュレーションしてみること、揺れに備えていること!
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